2020年01月26日

フレンド通信

 フレンド通信 vol.5
 唾液(だえき)について
今回は、みなさんのお口の中をいつも潤わせている唾液についてお話します。
1日にでる唾液の量は、大人で1~1.5リットルと言われ、500mlペットボトル2~3本分にもなります。しかし、その量は個人差や性差(男性>女性)や季節によって変化すると言われています。
また、加齢とともに唾液の量が減少するとも言われています。ただし、高齢者の唾液減少の原因は加齢によるものというより、長期間による医薬品の摂取が原因ではないかとも言われています。

日々の生活の中でも、唾液の出やすい場面、出にくい場面に私たちは遭遇(そうぐう)します。
例えば、何かストレスのかかった状態や緊張する場面では、唾液の量が減り上手に話せなかったり、粘り気の強い唾液が出ることで口は乾き粘つきます。
その逆に、リラックスした状態ではさらさらな唾液が多く出ることで、口の中は潤った状態になります。
これらは脳からの指令によって調節されています。その調節をする神経を自律神経と言い、自律神経には、交感神経と副交感神経という2種類の神経があります。交感神経は主に興奮・緊張状態の時に働き、交感神経が働いていると唾液は出にくくなります。反対に、副交感神経はリラックスした時に働き、副交感神経が働くと唾液の量は増えます。

今回のフレンド通信は、唾液です。

唾液の機能
唾液には、口の中のいろいろな機能の調節・維持、活動そして防御機能などの大切な働きがたくさんあります。
① 消化作用
デンプンを唾液のアミラーゼ(酵素)によって分解することにより消化を助けます。
② 消化管粘膜の保護
口や食道の粘膜を覆うことによって損傷を防ぎます。
③ 溶媒(ようばい)作用
食べたものを唾液によって溶かすことにより味を感じやすくさせます。
④ 洗浄作用
歯や口の中をきれいに保ち、食べたものが口の中にとどまるのを防ぎます。
⑤ 殺菌、抗菌作用
唾液の成分(リゾチーム、ラクトフェリン、ヒスタチンなど)が細菌に作用し殺菌、抗菌の働きをします。
⑥ 抗(こう)脱灰(だっかい)作用
唾液中のNaHCO3(炭酸水素ナトリウム)が歯が溶けるのを防ぎ再石灰化を助けます。
⑦ 体液量の調節
体の水分量を調節する働きがあります。
⑧ 緩衝能
食事・間食をすることによって酸性になった口の中の環境を中性に戻す働きがあります。

以上のような重要な働きが唾液にはあり、私たちが生活していく上で大切な役割を果たしています。唾液は、むし歯、歯周病のリスクを減らしますが、唾液だけでは歯の汚れは落ちませんので、毎日の歯磨きで歯垢(プラーク)をしっかりおとすことがとても大切です。
唾液の減少により、口が渇きやすい、話しづらいなど気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
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2020年01月22日

フレンド通信

 今日は。今回は口臭についてです。

フレンド通信 vol.18
今回は口臭について書きたいと思います。
人にはそれぞれ体に匂いがあるように、口の中にも匂いがあります。
必要以上に気にすることはありませんが、その口臭の強さをコントロールする必要があると思います。

① 口臭の種類
1.生理的口臭
誰にでもある匂いで起床直後、空腹時、緊張時は特に口臭は強まります。これは唾液が減ってお口の中の細菌が増え、細菌が作る匂い物質(揮発性硫黄化合物)が増えるために匂います。しかし、歯磨きをすることでお口の細菌が減り匂い物質が減ること、また食事をしたり会話をしたりすることで唾液の量が増えれば急激に口臭はおさまります。よって、生理的口臭の場合は治療の必要はありません。

2.飲食物・嗜好品による口臭
ニンニクやネギ、お酒、たばこなどによる口臭は一時的なものなので治療の必要はありません。

3.病的口臭
鼻やのどの病気、呼吸器系や消火器系の病気、糖尿病などが原因で口臭が起こりますが、病的口臭の原因のほとんどが口の中にあると言われています。
歯周病・虫歯・歯垢(プラーク)・舌垢(舌表面の汚れ)・入れ歯の汚れ・唾液の減少などが原因としてあげらます。病的口臭は治療の必要がありますが、口臭の原因のほとんどがお口の中にあるのでそれぞれに対する治療を説明します。



②口臭の原因と治療法について
1. 歯周病
歯周病は細菌によって歯茎が炎症を起こし、歯茎が腫れたり、歯茎から膿や出血をしたりします。また、歯を支えている骨が溶けだんだん歯がぐらついてきます。歯周病菌が口臭の原因となる物質を作るので歯科での治療が必要となります。

2. 虫歯
小さな虫歯で口臭が強くなることはありませんが、虫歯が大きくなるにしたがって腐敗臭が強くなります。虫歯は小さいうちに治療するようにすることで口臭を防げます。

3.プラーク・歯石
 プラークは細菌のかたまりで、歯石はプラークがかたく固まったものです。お口の中にプラークや歯石が多ければ多いほど口臭は強くなりますので、毎日の歯みがき、定期的な歯科でのクリーニングでプラーク・歯石をとる必要があります。

4.舌垢(ぜったい)
舌の表面に白~淡黄色の垢がつく場合があります。それが舌垢です。死んだ細胞や食べ物のカスなどからできています。
これも口臭の大きな原因となりますので専用のブラシやガーゼで軽く取ることで口臭を抑えることが出来ます。

5.唾液の減少
だ液には洗浄作用、抗菌作用、粘膜保護作用などがあります。唾液の分泌が少なくなるとお口の中が乾燥し、細菌が増え口臭が発生しやすくなります。
だ液の分泌は、よく噛むこと、話をする事、リラックスすることで促進されます。

6.入れ歯の清掃不良
入れ歯もお口の中にずっと入っていると汚れが付き匂いがして口臭の原因になるので、毎日きれいに清掃することが必要です。

以上のように、口臭予防にはお口の中を清潔にすることが一番です。
毎日自分で行うセルフケアそして、歯科での定期的な検診とプロフェッショナルケアで皆様も口臭予防してみてはいかがですか…
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2020年01月21日

フレンド通信

今回はこしょくについてです。

                            
フレンド通信 vol.14
食育 ~ご存知ですか?
     私たちを取り巻く“こ食”~

<さまざまな“こ食”>

「個食」   バラバラ食
家族それぞれが、自分の好きなものを食べることです。好きなものだけ食べるので栄養が偏り、好き嫌いを増やすことになります。
「孤食」   各自バラバラな時間に独りだけで食べることです。家族とコミュニケーションをとる時間がなくなります。
「固食」   固定した変わり映えのない食事(自分の好きな決まったものしか食べない)をとる事です。栄養が偏るのはもちろん、肥満・生活習慣病を引き起こす原因にもなります。
「小(少)食」 食事の量が極端に少ないことです(過剰なダイエットなど・・)小食が続くと発育や活動に必要な栄養が足りなくなり、気力も続きません・・
「粉食」   パンや麺など粉食品の主食を好んで食べることです。米食と比べるとカロリーも高く、おかずも比較的脂肪が多くなり、栄養も偏りがちになります。
「濃食」   濃い味付けのものばかり食べることです。塩分や糖分が多く、味覚そのものも鈍ってきます。
「子食」   子どもだけで食べることです。栄養バランスを考えず好きなものばかり食べてしまいがちです。
 
“こ食”は、調理されている食べ物がすぐ手に入る現代だからこその社会現象ともいって良い
でしょう。しかし「食」は、手軽で便利、おいしい、安い、という点だけを考えればいいというもの
ではないと思います。またすべての「食」が安全・安心でヘルシーとは言い切れません・・・ですか
ら私たちの健康な心と体を育む「食の大切さ」を理解し、毎日の「食」を考えていくことが必要
なのではないでしょうか・・・
“こ食”を改善し、防ぐポイントは家族のコミュニケーションです。食卓はただ物を食べるだけで
なく、団らんを通じて心を育む場である事を再認識しましょう・・・

第2次食育推進基本計画(内閣府)の目標の1つとして「共食」のテーマがあります。
「共食」とは、皆で共に食べるという事です。
朝食または夕食を家族と食べる「共食」の回数の増加を目標として定めています(現状値は週
平均9回だそうですが、目標は10回以上です。

皆で食べる「共食」。家庭で、職場で、取り組んでみてはいかがでしょうか・・


春の訪れとともに自然界は活動が
活発になり、人間も新陳代謝が盛んになります。
この時期に店頭に並ぶ山菜や野草が持つ特有の苦みは、胃の働きを活発にさせてくれます。
春が旬の野菜をご紹介します。





タラの芽の天ぷらやたけのこの炊き込みごはん、おいしいですね・・・
体にもよい旬の山菜・野菜を、ご家族で食卓を囲み召し上がってみてはいかがでしょうか・・・
                    

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